豊橋まちなかあるき「wonclo」
2014.10.28(火)
あなたは覚えているだろうか、”豊橋まちなかあるき”という企画が、このブログには存在していたことをーー。
豊橋のまちなかを散策して、気になった店舗に直撃し、インタビューしてブログにアップしちゃおうというこの企画。
……すみません、こちらサボっておりました。
記念すべき第1回目は料理学校のワンダーテーブルさんに直撃インタビューしました。
(※その際の記事はこちらからどうぞ。
→豊橋まちなかあるき「ワンダーテーブル」 )
そこから約数ヶ月。
ついに帰ってきました、「豊橋まちなかあるき」。
久々の更新。
第2回目の店舗は、水上ビルに店舗をかまえる「wonclo」です。
2012年にオープンしたセレクトショップ。
店名は「wonder closet」の略で、
「ド派手な友だちのクローゼットをあけちゃった感じ」(店主・斉藤さん)をイメージしています。
店の名前の通り、店内には色鮮やかな衣服や小物が並んでいます。
店主の斉藤さんは、地元・豊橋生まれ。
大学から東京に住み、その後は東京でアパレル関係の仕事をしていたそうなんですが、
自分のお店を持つために豊橋に戻ってきて「wonclo」をオープンしました。
「自分が高校生の頃は、水上ビルというとファッションの発信源だった。
水上ビルに出店しようと思ったのは、そういった自分の記憶があったから」と語る斉藤さん。
豊橋を離れてから10年以上経過していたため、豊橋の光景も薄れていく中で、
豊橋のシンボルになりつつある水上ビルでの想い出は、真っ先に頭の中に浮かんだそう。
客層について聞いてみると、
「愛知県で唯一取り扱っているブランドも揃えているため、
市内のみならず、県内、県外からのお客様が多く来てくれています」。
「たぶん、ネットで調べてきてくれてるんじゃないでしょうかね」と、斉藤さん。
woncloは、ネットをうまく利用している印象があり、
その中でもfacebookページは、温かみのある「ホッと」するような投稿が多く見受けられます。
「もちろん、ネットというのは便利なツールですが、
店頭での販売を一番大切にしていきたい」。
ネットでの発信は
「デジタル」から「アナログ」へと繋げるための1つの手段であると捉えている様子でした。
品揃えに関して、
オープン当初は、メンズ物の衣服がメインだったようですが、
今はウィメンズ物や、小物も多く取り扱うようになったそう。
「自分がセレクトして仕入れたものと、
お客様が求めているものをマッチさせていくのは難しいが、
そこにやりがいがある」と語ってくれました。
OJAGADESIGNの商品が多く取り揃えられており、これを目当てにくるお客さんも多くいるのだとか。
「この規模の街で、メンズのセレクトショップが10店舗以上あるというのは誇れること。
この魅力をもっと発信していけたら」と話す斉藤さん。
「もう2,3店舗、水上ビルに面白い店ができたら、この街変わりますよ」。
最後にこう話した彼からは、豊橋に対する強い想いが感じ取れました。
近隣では売っていないようなブランドが多く取り揃えてある「wonclo」。
近くに来たらぜひ「ド派手な友だちのクローゼット」を覗くような気分で、
足を踏み入れてみてはいかがでしょうか。
<店の外観>
<ホームページ>
wonclo
<地図>
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