まちなかのパン屋さん紹介VOL.４「カメリアパン」（秋の豊橋パン祭り）

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いよいよ、今週の日曜日は「パン祭りin ホコ天」を開催！

日替わりで紹介してきたまちなかのパン屋さん特集はこれでラストです。

今日は花園幼稚園横にある「カメリアパン」を紹介します！

○お店について

“初代の味を守りながらも、新しい種類のパンを作る”

花園幼稚園の横にあり、園児たちの元気な声が聞こえてくる昭和26 年OPEN の老舗のパン屋さん。
現在は、２代目と３代目がパンを作り、３代目の奥さんが販売をする。
初代の配合を一切変えずに同じ味を守り続け、作られているクリームパンやココナッツパンを求める常連さんも多く、お昼時には多くのお客さんが足を運ぶ。

初代の味を守りながらも新商品がシーズンごとに作られており、行くたびに新たな出会いがある。
また、カスタードもパンによって味が違う。それは、初代の味を守って作るカスタードは甘く、３代目のカスタードはあっさりしているとのこと。
昔ながらの味が好きな人、新しいパンが好きな人と様々な嗜好に合わせて、多くのパンが並んでいる。

○店主さんについて

３代目は昔からモノ作りが好きで、大学の工学部を卒業した後は、なめらかプリンで有名な名古屋のパステルで５年修行を積んだ。
さらに、神戸のパン屋で５年修行を積み、豊橋に戻り「お店、初代の味を守っていこう」と、２代目とともに午前４時からパンを焼く。
実は、２代目と３代目は作るパンが異なり、２代目がデニッシュを、３代目がクロワッサンを作っているそう。二人の違う技術があるおかげで、お店には数多くのパンが並べられるとのこと。

 

○こだわり

「昔ながらの味を守りながらもシーズンごとに旬な素材を使ったパンを作り、なじみのお客さんにも、新しいお客さんにも楽しんでもらいたい。」とのこと。

なお、今は「フランスパンに夏野菜を載せたタルティーヤ」や「鳥取の大山ハムを使用したペッパーシンケンのサンドイッチ」が並び、お勧め！秋以降はアップルパイやキノコのキッシュもお勧め！！

さらに、「クロワッサンも美味しいよ！」とのこと。
特に、クロワッサンはバターを通常の２倍使用し、通常は水を使うところ、風味を活かすために牛乳を使っているそう。口に入れるとカリッとした食感に、バターの風味が贅沢に届く。

 

○これから

「お客さんがいつ来ても新しい発見をしてもらえ、来るたびに楽しんでもらえるようにしたい。」と３代目は語った。

先ほどのペッパーシンケンのサンドイッチの次はカントリーローストのサンドイッチになるそう。今もこれからも登場するシーズンごとの味がまた楽しみだ。
ここで、「私はライ麦のパンを作ることが夢です。」と３代目の横で話を聞いていた奥さん。
実は、夫婦ともに小麦アレルギーがあり、パンとして食べるのは大丈夫だが、小麦粉は駄目とのこと。
パン屋さんには結構この小麦アレルギーが多く、大きなマスクをしているのは衛生的なケアもあるが、アレルギー対策でもあるそう。ちなみに、３代目は神戸の修業時代の終わりごろから発症したとのことだった。
それでも続けているのは、近所のなじみの方や周辺で仕事をしている方や隣の花園幼稚園の園児やその親さんたちが買いに来てくれて、特に、花園幼稚園を卒業した子が大人になってから、また子どもと一緒に買いに来てくれる姿がうれしいとのことだった。
これからもなじみのお客さんを大事にしながら、新しいパンを提供し、行くたびに発見を楽しませてくれそうだ。ライ麦パンを発見する日も期待しながら、常連さんも新規の方もまた訪れてみてわ！

○基本情報
営業時間：８：００～１８：３０
定休日：日曜・祝日
住所：豊橋市新本町２１
駐車場：無し
来店は、パンが全種類並ぶ１１：３０以降がおすすめ。
公式HP などは無し。定期的に足を運んで、新しい発見を楽しもう！