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第22回 とよはし街かど文化祭「sebone」が開催されました!

2025.10.30(木)

第22回 とよはし街かど文化祭「sebone」

開催日時:令和7年10月25日(土) ・26日(日) 10:00~17:00

場所    :水上ビル(豊橋ビル・大豊ビル)を中心とした豊橋駅南エリアおよび花園商店街エリア

市街地を流れる水路の上に建つビルや、古き良き商店街、文化施設など豊橋ならではの街歩きを楽しみながら、アートに触れたり、作家さんと話したりすることが魅力のアートイベントsebone。昨年度テーマに掲げた「みんなの文化祭」の理念を引き継ぎ、サブタイトルを「とよはし街かど文化祭」に一新して開催されました。

豊橋市のまちなかの各所で、美術作品の展示やワークショップ、ステージパフォーマンスなどが実施されました。空き店舗の一角や、閉じられたシヤッター、営業している飲食店の軒先など、まちなかを散策しながら楽しめる配置に工夫し、来場者の方々を迎えました。

例年よりワークショップが充実しており、ハンコづくり、折り紙アート、曼荼羅アート、焼きごてアートなど体験して楽しめる企画を充実させ、開催しました。

会場マップ

【1. アート作品の展示】

豊橋市内外から集まった50組以上のアーティストらによる作品展示やパフォーマンスが行われました。場所は水上ビル、emCAMPUS、穂の国とよはし芸術劇場PLAT、花園商店街など、まちなかの各地が会場として使われました。

プロ・アマ問わず地元の作家によるペインティングをはじめ、ダンス・詩の朗読・哲学カフェなど、従来のアート展としてイメージされやすい「絵の展示」以外にも、幅広く「表現」を楽しめる内容となりました。

豊橋市の「こども未来館ここにこ」で2025年8月10日(日)に開催され好評だった「sebone」の派生企画、企画展「アートラム~とよはし市電×アート」の再展示も行われました。また、こども未来館ここにこととよはし街かど文化祭seboneの連携企画『穂の国こども芸術広場 COCOMOMO』も実施され、個性爆発のオリジナル仮面が作れる「マカフシギ仮面工房」や、こどもたちが考えた体験ブースが並ぶ「こども CEO チャレンジ SHOP!」が開催されました。

他にも「多文化共生」をテーマに、民族衣装を着た顔出しパネルや、実際に民族衣装を着てフレームの中に入り写真撮影が楽しめるフォトブース、陶芸作品に触れられる展示など、交流・体験が楽しめる展示を参加者の方は楽しみました。

民族衣装を着た顔出しパネルとフォトブース

水上ビル 獅子王 軒先を使用したアート作品の展示

まちなか図書館 ワークショップスペースを使用した写真展

【2. まちづくり部門】

 1日目には愛知大学の駒木ゼミによるゼミ活動の発表とまち歩きワークショップを開催しました。駒木ゼミでは、豊橋のまちなかをフィールドとして、現地調査(地図を使った土地の利用調査や住民へのヒアリングなど)やまちづくり活動・ワークショップへの参加を通じた地域研究の手法を学んでいます。ゼミ発表では、ゼミ生より、学習・研究の成果の発表が行われました。

 また、sebone開催期間中は、駒木ゼミの学生が運営ボランティアにあたり、参加者の方への会場案内を行いました。

まちなか図書館 中央ステップにてゼミ発表をする愛知大学 駒木先生

水上ビル 一棟貸切レンタルスペースfarmersにて会場案内にあたる駒木ゼミの学生

  • 水上ビルとseboneのあゆみ

豊橋市の中心市街地を流れる牟呂用水。「水上ビル」はこの水路の上に建設されている、全国でもまれな建物です。

東西800メートルにわたって連なる板状建築物群である「水上ビル」を上空から眺めると、まるで巨大な生き物の「背骨」のように見えます。

『とよはし街かど文化祭「sebone」』は、この「水上ビル(豊橋ビル・大豊ビル)」を「都市の背骨」と捉え、このエリアを中心に、アートの力で人と街を元気にすることを目的として、2004年から開催し、今年で第22回目となります。

  • 実行体制

主催:sebone実行委員会

後援:豊橋市/豊橋ビル商業組合/大豊協同組合/豊橋まちなか未来会議

愛知大学地域政策学部駒木ゼミ/有限会社ジープレス

企画協力:こども未来館ここにこ/国際芸術祭「あいち2025」灰と薔薇のあいまに

Seboene実行委員会 集合写真

参考 seboene当日の会場の様子

   

   

   

   

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