過去のブログ記事PAST BLOG ENTRY

6月4日は年に一度の「まちなかビール祭り」開催♪

2017.06.02(金)

ブログ 新着ニュース 未分類

待ちに待たれた方も多い、まちなかビール祭りを4日(日)に開催します。

.facebook_1496384292046.facebook_1496384292046.facebook_1496384292046 .facebook_1496384292046

ビールMAP&リストがついに完成しました!

こちらからご覧いただけます

ビールMAP(PDF)

○リスト(PDF・A4サイズ1枚版)

○リスト(PDF・A4サイズ両面版)

 

また、今日はビール祭りを楽しんでもらうため、ビールの歴史を紹介します!

ビールの始まり

人類最古のビールは紀元前7000年頃。北メソポタミアの山腹地帯で始まったとされています。この頃メソポタミアでは農耕生活がはじまりだし、放置してあった麦の粥に酵母が入り込んだことで、自然に発酵したのが始まりとされています。

ビールづくりに関する最古の記録は、紀元前3000年頃にメソポタミアのシュメール人が残した「モニュマン・ブルー(醸造の記念碑)」という粘土板です。ここにはくさび形文字で当時のビールのつくり方が描かれています。当時のビールはシカルと呼ばれ、そのまま飲むだけでなく、薬草や蜂蜜を入れて薬や滋養食品としたり、神様へのお供え物や沈金の現物支給にも使われました。気温が高いこの地方では生水が飲用に適さなかったこともあり、安全性、栄養価とも高かったために遠征時にも飲み物として利用されていました。古代バビロニアにはビヤホールもあり、ハンムラビ法典にもビールにまつわる条文がいくつかあったそうです。

「ビールづくりが盛んに」

ビールづくりは各地で始まり、紀元前400~500年頃、ゲルマン民族がヨーロッパ各地に大移動をはじめると、ビールづくりがヨーロッパに広まりました。ヨーロッパの封建制社会と荘園制度が確立するなかで、ビールの価値が高まり始めました。

中世ヨーロッパでは、ビールは「液体のパン」、パンは「キリストの肉」、ワインは「キリストの血」と考えられており、キリスト教の修道士の間でビールがさかんに作られるようになりました。当時の修道院は、知識と経験の宝庫でもあり、修道士たちの作ったビールは品質的にも優れていたので、次第に醸造量もふえて一般の人にも飲まれるほど広まりました。中世の末頃には民間でもビールづくりが始まりだしました。

「ビール純粋令」

1516年、バイエルン公国の君主ウイルヘルム4世が、ビールは大麦とホップ、そして水以外のものを用いて醸造してはならない」というビール純粋令を出します。当時のバイエルンでは、大麦に他の穀物を混ぜることがあり品質が安定しなかったために、この法令を出しました。これは、世界最古の食品における品質保証の法律でもあります。

その後のドイツビールの声価は高まることとなり、今でもドイツで国内製造される下面発酵ビールにおいてはこの法律が守られています。

 

「産業革命が与えたビール醸造の技術革新」

19世紀後半以降、ドイツのリンデの「アンモニア冷却機の発明」により季節を問わずビール醸造が可能となりました。

次に、フランスのパスツールの「低温加熱殺菌」によりビールの変質を防ぐことができるようになり、製造場所にかかわらず、どこでも飲めるようになりました。

そして、デンマークのハンゼンによる「酵母の純粋培養法」によりビールにとって好ましい酵母だけを確保できるようになり、大量生産が可能となりました。

以上の3つは近代ビールの三大発明と呼ばれ、ビール醸造は急激に進化しました。

現代ではビールは様々な作り方、飲まれ方をされ、各国の習慣や気候、歴史などの影響も受け、多種多様な発展を今もとげています!

 

今回、豊橋のまちなかに登場するビールも狭いながらも気候・文化と違う作り手の様々な想いがこもっています!購入の際はブルワリーの方とも語って、沢山飲んで、HAPPY SUNDAY過ごしてみませんか?

ビールに合うフードに、前回のハンバーガーふぇすで一番人気だったヒッチングポストの佐世保ハンバーガーも登場します!

みなさんでお越しください!会場でお待ちしております!!

一覧に戻る