豊橋まちなか未来会議 未来セッション デジタル×まちづくり
2025.09.02(火)
【まちづくりDXプロジェクトの目的・概要】
データ取得やその利活用の仕方についてモデルケースを構築し、議論を展開することを目指しています。2024年度までの松山校区における回覧板の電子化に関する実証実験やまちなかのデータの収集・分析、有効活用に向けた意見交換、プロジェクト化に向けた取り組みを実施予定。
今回の未来セッションでは豊橋のまちなかで取り組まれたデータ利活用の取り組みを学び、議論を深めました。
⽇時:令和7年7⽉18⽇(金) 15:00〜16:30
場所:emCAMPUS STUDIO ROOM#1 (emCAMPUS EAST 5階)
内容:①【話題提供】豊橋のデジタル×まちづくり事例を学ぼう!
②【ワークショップ】まちなかの未来をみんなで考えよう!
令和6年度に取り組まれた愛知県スマートシティモデル事業(豊橋まちなか情報ステーションによる駐車場の満空情報発信)や豊橋市プレミアム付電子商品券「TOYOPay」と人流データを組み合わせた購買行動の分析事例からデジタル×まちづくりについて考えを深めました。

株式会社 TSP/地域活性化伝道師 木村博司さん
株式会社TSPのこれまでの活動や、駐車場データの収集、豊橋まちなかダッシュボードの成果と手ごたえについて話題提供を行いました。

豊橋技術科学大学 情報・知能工学系
准教授 大村廉さん
豊橋市プレミアム付電子商品券「TOYOPay」と人流データを組み合わせた購買行動の分析についてを紹介しました。校区ごとに異なる購買行動の特性を紹介し、データ分析・予測によるマーケティングへの活用の可能性を話しました。
豊橋のまちなかについて、ゲストのお二人を中心に、データ連携や人流データ活用の事例から、どんなことができるか?まちなかの未来に向けてどんなことが求められているのかを考えました。
ディスカッションでは、調査・実証実験に向けて、協力者を増やしていくためには、産官学の連携が不可欠であることや、トライを重ねて、得られた知見を地域に還元し、価値を認めてもらうプロセスの重要性が指摘されました。
≪事務局感想≫
今回のワークショップでは、令和6年度に取り組まれた事例からデジタル×まちづくりについて考えを深めました。今後も、データ取得やその利活用の仕方についてモデルケースについて議論を深め、都市OSのあり方や事業スキームについて、考えていきたいと思います。ぜひ、多くの皆様とのコミュニケーションのもとで進めていきたいので、どうぞよろしくお願いいたします。
