まちなかインキュベーション#3.幸せな出会いを探しに‥【GLUCK】で古着との一期一会を
2024.09.10(火)
この度、豊橋の駅前に新たな古着店「GLUCK(グリュック)」がオープンしました。店名の「GLUCK」は、ドイツ語で「幸福」を意味し、オーナーの藤本さんの誕生月である5月にちなんだ、特別な思いが込められた名前です。前職でのアパレルやバーでの経験を活かし、豊橋の街を盛り上げたいと語る藤本さん。今回は、そんな藤本さんにお話を伺いました。
1. 店名の由来と、店名の持つ意味について
「店名の『GLUCK』は、ドイツ語で『幸福』という意味なんです。僕が5月生まれなので、意味合いとしては、『幸せ/幸運』という感じですね。今回は、英語表記ではなく、ドイツ語表記の方がしっくりきたので、GLUCKと名付けました。店名の由来は僕の誕生日から来ているような形です。」
2.前職での経験が、現在の新規開業にどのように繋がっていますか?
「前職は、豊橋のアーケード内にあるバーや、アパレル店で働いていました。特に、中古衣料店での経験は、現在の仕事に大きく繋がっています。商品の仕入れや接客など、様々な知識やスキルを身につけることができました。そのため、当店では、僕が一点一点厳選した商品を取り揃えており、お客様にご満足いただけると思っています。バー勤務の経験では、豊橋駅前の飲食店の方々との繋がりを築きました。相乗効果を狙い、チラシやフライヤーを置かせていただくなど、地域のお店との連携を深めていきたいと考えています。」
3.豊橋・萱町で古着店を開こうと思った理由と、地域への貢献について
「物件が空いていたこと、そして前職で出会った方々との繋がりもあり、豊橋駅前に店を出すことにしました。豊橋駅周辺には、メンズ衣料を取り扱うお店が少ないため、30代後半から40代の方々にも懐かしい気持ちで訪れてほしいと思っています。また、ライブハウスの近くということもあり、バンドマンの方々にも気軽に立ち寄ってもらえるようなお店を目指しています。当店は21時まで営業しているので、洋服を見てから、近くの飲食店で食事やお酒を楽しむこともできます。豊橋の街を活性化し、地域に貢献したいと考えています。」
4.お店のターゲット層と、お客さんへ提供したい価値について
「基本的に、僕の好きなスタイルの古着を集めています。価格帯は、若い方でも買いやすいように、抑えめに設定しています。また、帽子やバッグなど、小物類も充実させています。内装は、DIYで「洋服好きな大人の男の人の部屋」をイメージして作り込みました。洋服だけでなく、内装や絵画なども楽しんでいただけたら嬉しいです。」
5.今後の展望とまちなかインキュベーション補助金制度について
「将来的には、洋服と美味しいお酒を提供できるようなお店を作りたいと考えています。お客様が、洋服を選んだり、お酒を楽しんだりしながら、くつろげる空間を提供できればと思っています。まちなかインキュベーション補助金制度については、申請手続きは少し複雑に感じるかもしれませんが、担当の方々が丁寧にサポートしてくれるので、安心して利用できる制度だと思います。家賃補助や改装費補助などの支援を受けることができるので、新規開業を検討されている方は、ぜひ活用してみてください。」
今回オープンした「GLUCK」は、オーナーの藤本さんの熱い思いが詰まったお店です。
古着だけでなく、内装や絵画など、様々な要素を楽しめる空間となっています。豊橋駅周辺を訪れる際は、ぜひお店に立ち寄ってみてください。豊橋の街に新たな活気と幸運をもたらす存在になってくれることでしょう。